有機廃棄物を使って発電|建物を建てる前に地質調査を必ず行おう|人類の義務
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建物を建てる前に地質調査を必ず行おう|人類の義務

有機廃棄物を使って発電

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発酵によりガスを生成

バイオガス発電は有機廃棄物を発酵させてメタンなどのガスを生成し、それを燃やして蒸気タービンを回す発電システムです。直接の燃料はガスですが、原料になるのは食べ残しのゴミや糞尿などですから、調達コストがかかりません。むしろ廃棄物の処分費用を節約できるというメリットがあります。発酵には嫌気性の微生物を使い、ガスを取り出した後の残りは肥料として再利用できます。悪臭もほとんどありません。太陽光発電や風力発電も環境に優しい再生可能エネルギーですが、天候によって発電効率が左右されるという欠点があります。バイオガス発電は原料さえあれば時間にかかわらず稼働できるため、電力を安定供給できることが長所のひとつです。

バイオマス発電との違い

バイオガス発電に似た言葉にバイオマス発電があります。バイオマス発電も原料は同じ廃棄物ですが、それを直接燃焼させる点が異なっています。有機廃棄物を効率よく燃焼させるには複雑なプラントが必要で、ランニングコストも高くなります。バイオガス発電のプラントは比較的単純なため、低コストで導入できることもメリットのひとつです。また温室効果ガスの排出量が少ないという特徴があります。環境先進国のドイツでは認知度の高いバイオガス発電ですが、日本ではまだそれほど知られておらず、採算性の向上が主な課題とされています。しかし公的機関では各種の補助金や優遇税制が定められており、今後の普及が期待されている発電システムです。